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2005年11月20日 (日)

成長する彫刻

 鹿児島実業高等学校90周年おめでとうございます。

 ひとくちに90年といっても、世代にすると3世代。

 そう考えると、その時の重みがいかに大きいものかとあらためて感じるのです。

 その90周年を記念したモニュメph11ント「帆翔(はんしょう)」が完成し、先日除幕式が行われました。

 淡オフィスは、このモニュメントにプロデューサーとして関わらせていただきました。

 淡オフィスって、建築プロデュース&空間デザインが仕事じゃないの、と驚かれるのですが、そんなときは、「おもしろそうなことなら何でも」とお答えしています。

 今回、モニュメントを作りたいというご相談をいただいたとき、90周年という歴史と数々の全国大会優勝という輝かしい実績、そして未来への希望を想起させるもの、歴史を刻むと共に、未来へ成長し続ける彫刻というコンセプトを立てました。

 そのモニュメントを建てることにより、みんなの心が集まり、成長し続けるという、今までにない発想を提案。鹿児島大学教授で日展審査員でもある彫刻家の池川直先生と、お父様で同じく彫刻家の池川敏幸先生(香川大学名誉教授)が制作にあたられました。

 そして完成したのが「帆翔(はんしょう)」。

 翼をイメージした石の彫刻と六面体の支柱で構成08されています。鹿児島実業高校が、全国大会で優勝・準優勝するたびに1枚ずつ支柱部分にレリーフが追加されていく「成長する彫刻」。努力を重ね、栄光を勝ち取り、一丸となってて歴史を刻んでいく鹿児島実業高等学校生の意思と希望の象徴です。鹿児島実業高等学校生たちが、この学校で、互いに切磋琢磨し、励ましあいながら、上へ上へ上昇し、卒業後の長い人生の旅へ滑らかに飛び立てるように、という想いが込められています。

 鹿児島実業高等学校が、さらに輝かしい歴史を重ねて100周年に向けて駆け抜けられますことを心より祈念いたします。

  ※「帆翔」…鳥が翼を広げ、上昇気流などを利用する飛び方のこと。鳥は、気象条件のよい日と場所を選んで集まり、一斉に柱のように上って行く。渡り鳥は、高く帆翔すればするほど、遠いところまで飛ぶことができるといわれている。

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